ハイフのダウンタイム期間はどのくらい?副作用の対策方法も紹介!

ハイフはたるみ改善やリフトアップ、肌の引き締め効果などが期待できる美容施術です。超音波による施術のため、メスを入れる美容整形よりも気軽に受けられると、多くの人から人気があります。

ハイフに興味はあるものの、ダウンタイムや副作用が気になり、施術を受けるべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、ハイフのダウンタイム期間や、現れやすい副作用と副作用の対処方法についてご紹介します。美容に興味のある人でハイフを検討中の人は必見です。

<目次>

目次

1.ハイフのダウンタイムはどのくらいある?

美容整形などと同様に、ハイフにもダウンタイムがあります。ダウンタイムの具体的な期間は施術した部位や肌の状態などによって異なるものの、どのくらい続くのか気になる人も多いでしょう。

ここでは、ダウンタイムの一般的な期間と、副作用が現れた場合の期間について解説します。

1-1.一般的なダウンタイム期間

ハイフによる施術は肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムは比較的短い傾向にあります。施術後1時間~1週間程度でダウンタイムが終了する人もおり、肌の状態に問題がなければそのままメイクをして帰宅することも可能です。

ただし、ダウンタイム期間は施術内容や施術箇所、個人の状況などによって異なります。

1-2.副作用が現れた場合のダウンタイム期間

肌へのダメージが少ないとはいえ、ハイフによる施術で副作用が現れる場合があります。副作用が現れた場合、副作用の内容や程度にもよりますが、ダウンタイムが多少延びます。長くても2週間程度であることが多いです。

また、1~2週間後に予定を控えている人は、事前にハイフの予約を入れておくのがおすすめです。早めに施術を受けておけば、予定のある日までにはダウンタイムが終了し、ハイフの効果を実感した状態で予定に臨めます。

2.ハイフのダウンタイム期間中に現れやすい副作用

ハイフは比較的副作用が少なく、日常生活に支障が出るケースはあまりありません。ただし、副作用の症状や程度には個人差があり、人によっては副作用が強めに出てしまうこともあります。副作用は肌の状態や体型なども関係するため、施術後の副作用が気になる人は事前に医師へ相談しましょう。

ここでは、ダウンタイム中に現れやすい副作用の症状について、詳しく解説します。

2-1.赤み・腫れ

ハイフの施術後は、照射の熱によって赤みが出たり腫れたりする場合があります。症状はメイクで隠せる程度であることがほとんどですが、赤みが出やすい体質の人は症状が強く出たり、長引いたりすることもあるでしょう。また、脂肪が多い部分に照射すると、腫れが現れやすいです。

赤みや腫れは身体が温まると症状が出やすくなるため、施術当日は入浴やサウナ、激しい運動などを避けましょう。紫外線から肌を守り、保湿をしっかり行うことも大切です。赤み・腫れの症状は、長くても1週間程度で治まる人が多い傾向です。

2-2.むくみ

ハイフを照射した直後は、顔がむくむことがあります。特に脂肪が多い人は、むくみが起こりやすい傾向にあります。そのため、施術後すぐにリフトアップや小顔効果を感じられない場合もあるでしょう。

むくみの症状は、1週間程度で自然と治まります。リフトアップ効果は、施術から1か月後に効果を実感できる場合もあります。むくみの症状が出ても焦らず、ダウンタイムが過ぎるのを待ちましょう。

2-3.水ぶくれ

照射の際に、肌の状態に対して出力が強すぎると熱エネルギーが肌に伝わって水ぶくれが起こる場合があります。特に骨に近い部位に照射すると、症状が出やすいと言われています。

水ぶくれになった場合、10日~2週間程度で治まりますが、症状が治まった後も色素沈着になるケースがあります。水ぶくれのリスクを減らすためには、ハイフの出力を強くしすぎないことが大切です。

2-4.筋肉痛

ハイフはSMAS筋膜までアプローチする施術のため、施術後に筋肉痛のような痛みが生じる場合があります。人によって痛みの感じ方は異なりますが、チクチクするような痛みや、骨に響くような痛みを感じることがあります。高い出力で照射するほど、痛みも強くなりやすいです。

3.ハイフによる副作用の対策方法

施術後の副作用を緩和したい場合は、症状を落ち着かせるポイントを知っておくことが大切です。個人の状態にもよりますが、対策方法によっては副作用の発生・症状を抑え、ダウンタイムの短縮につなげられるケースもあります。

ここでは、ハイフの副作用を和らげる方法を2つご紹介します。

3-1.肌などの状態に適切な設定で施術を受ける

肌などの状態に対してハイフの出力が強すぎると、副作用が発生するリスクが高まります。副作用の発生を抑えるには、肌などの状態に合わせて適切な出力設定で施術してもらうことが大切です。

高い効果を得たいからと言って、高出力で施術を依頼するのは危険です。副作用の症状を発生させないためにも、肌へ負担がかかりすぎない適切な設定で施術を受けましょう。

3-2.保湿や丁寧な洗顔などのアフターケアを意識して行う

施術後は肌が敏感になっているため、普段よりも丁寧なアフターケアを行いましょう。洗顔の際はしっかり泡立てて、手のひらや指が肌に触れないように洗うことを意識するのがポイントです。また、洗顔時は冷えた水や熱いお湯は避けましょう。ぬるま湯で洗うのがおすすめです。

洗顔後は、乾燥対策のために保湿を十分に行ってください。施術後は肌が乾燥しやすい状態のため、化粧水の後に乳液やクリームでしっかり蓋をして、丁寧に保湿しましょう。

また、乾燥によって紫外線ダメージも受けやすい状態になっています。紫外線対策のため、外出時には必ず日焼け止めを使用しましょう。日傘や帽子、サングラスなどがあるとより安心です。

上記のようなアフターケアをしっかり行うことで、ダウンタイムの短縮も期待できるでしょう。

まとめ

ハイフは肌へのダメージが比較的少なく、ダウンタイムも短い傾向にあります。副作用が現れても1~2週間程度で治まることが多いため、焦らず症状が治まるのを待ちましょう。

この記事を監修したドクター
STスキンクリニック青山

院長 田澤しおり 先生

UVケアの基礎知識|正しいケア方法&効果が半減するNG行動

紫外線は、皮膚に大きなダメージを与える肌の大敵です。日やけで赤くなったり黒くなったりするUVケアの基礎知識|正しいケア方法&効果が半減するNG行動けでなく、ダメージが蓄積されることでシミ・たるみ・しわができる原因にもなります。紫外線による肌ダメージを予防するためには、UVケアの正しい知識を持つことが大切です。

この記事では、UVケアの基礎知識やUVカットとの違い、UVケアの必要性などを解説します。UVケアの効果を高める正しいやり方や、反対に効果を下げてしまうNG行動も紹介するので、UVケアの正しい知識を得たい人はぜひご一読ください。

目次

1.UVケアの基礎知識

UVケアとは、紫外線や紫外線のダメージから肌を守るために行うスキンケア、もしくはケアに使う専用商品のことです。UVケアの代表例としては、日やけ止めが挙げられます。日やけ止めは、肌の奥に紫外線が到達しないよう、紫外線を散乱させたり吸収したりする機能を持つ化粧品です。

日やけ止めには、クリーム・ジェル・乳液・ウォータープルーフなどさまざまなタイプがあり、紫外線を防ぐ効果の高さはSPFとPAの値で示されています。
●SPF:主にUV-Bの影響を防ぐ効果を「SPF20」「SPF50」など数値で表す
●PA:主にUV-Aの影響を防ぐ効果を「PA+」「PA+++」など+で表す

どちらも数値が高い・+が多いほど紫外線を防ぐ効果が高いものの、肌への負担も大きくなるため、季節や利用シーン別に商品を選ぶことが重要です。

1-1.UVケアとUVカットの違い

UVケアとよく似た使われ方をする言葉に、「UVカット」があります。UVカットとは、紫外線を吸収したり遮断したりして、肌に届かなくする機能です。例えば、SPF・PA効果のある日やけ止めや化粧品は紫外線を吸収するため、UVカット機能があると言えるでしょう。日傘や帽子、ラッシュガードなどのアイテムも同様です。

一方、UVケアは紫外線の影響から肌を守るお手入れすべてを指します。つまりUVケアはUVカットに加えて、日やけ後に行うアフターケアなども含めて使われる言葉です。

1-2.UVケアの必要性

紫外線は皮膚のコラーゲンやエラスチンといった、肌のハリや弾力を保つために必要な成分へ悪影響を及ぼすことで、たるみやしわを引き起こします。また、紫外線はメラノサイトを活性化する作用もあり、過剰に分泌されるメラニン色素がシミやそばかすに変化するケースも少なくありません。

肌の状態を美しく保つためには、できるだけ肌に届く紫外線量を減らしつつ、紫外線を浴びてしまった後はフォローが必要です。

2.UVケアが必要な紫外線の種類

紫外線には全部で3つの種類がありますが、UVケアが必要となるのは以下の2つです。
●UV-A
UV-Aは、メラノサイトを活性化して色素沈着を誘発し、シミの原因になります。また、肌の真皮まで到達して線維芽細胞を破壊することで、肌のハリや弾力を失わせる恐れも高い紫外線です。UV-Bに比べると人体への影響が少ないとされるものの、長時間浴びた場合は肌への悪影響が懸念されています。
●UV-B
UV-Bは、大部分が成層圏で大気に吸収され地表への到達は少ないものの、人体への影響が大きい紫外線です。皮膚や目にとって有害であり、皮膚がんの原因にもなります。一般的に、日やけと言われる症状を引き起こす主な原因はこのUV-Bのほうです。ひどい場合は水ぶくれを引き起こし、表皮細胞や免疫細胞を変質させたり壊死させたりします。

屋内でも日の光が差し込んでいれば紫外線の影響を受けるため、注意が必要です。また、曇りの日や日陰でも大気中に散乱する光には、多くの紫外線が含まれています。

3.効果を高めるUVケアの正しい方法

UVケアには、正しいやり方があります。どれほど高い効果のあるグッズを使用しても、やり方を間違うと期待する効果を得られません。UVケアの効果を十分に引き出したいのであれば、塗り方やタイミングなどを押さえておきましょう。
ここでは、UVケアの効果を高めるやり方を解説します。

3-1.【日やけ止め】規定量をスポンジでムラなく塗る

日やけ止めは、商品ごとに規定されている適量を守り、ムラなく塗ることがポイントです。パッケージの商品情報や説明書をチェックし、どの程度の量を使えばよいかを確認しましょう。

規定量が分からない場合、顔に対してクリームタイプの日やけ止めはパール粒2個分、液状の日やけ止めは1円硬貨2枚分が目安です。2回に分けて重ね塗りすると、まんべんなく塗りやすくなります。

3-2.【日やけ止め】2~3時間ごとに塗りなおす

外出中は汗をかいたり衣服に肌が擦れたりすることで、知らず知らずのうちに自然と日やけ止めが落ちます。目安としては2~3時間程度に1回、あるいは汗をかいたと自覚した時点で塗りなおしましょう。

SPF値・PA値が高い商品や、ウォータープルーフの商品であっても塗りなおしは必要です。外出先で顔の日やけ止めを塗りなおす場合、パウダータイプやスプレータイプの日やけ止めを使用すると、化粧を崩さずに塗りなおすことができます。

3-3.【グッズ】UVカット加工の衣服・帽子・日傘を使う

日やけ止めに加えて、UVカット加工が施された衣服や帽子、日傘を併用することも、紫外線対策には有効です。いずれも、基本的に編み目が詰まった生地で色調が濃いもののほうがUVカット効果は高い傾向にあるものの、通気性が悪く熱の吸収率も高い欠点があります。

最近は、薄手でもUVカット率の高い商品があるため、気候に合ったものを選びましょう。帽子のつばは広めのほうが、顔への日差しを遮ることができます。日傘の内側が明るい色だと、光を反射して顔に紫外線が集まるため注意が必要です。

4.UVケアの効果が半減するNG行動

UVケアの正しいやり方が分かった後も、油断は大敵です。正しい方法でUVケアをしても、NG行動を取るとUVケアの効果は落ちてしまいます。NG行動を知り、UVケアの効果を十分に受けられるようにしましょう。

4-1.開封後半年を過ぎた日やけ止めを使う

適切な環境下で保存した場合、一般的な化粧品と同じく日やけ止めの使用期限も開封済みは1年、未開封であれば3年は持つと言われています。しかし、一度開封した日やけ止めを半年以上経ってから使用することは推奨されていません。

開封後の日やけ止めは徐々に中身の劣化が進み変質したり、日やけ止めとしての効果自体が薄れたりすることもあります。また、ホコリが混じっていたり雑菌が繁殖していたりすると肌トラブルを起こすこともあるため、開封後半年を経過した日やけ止めは使わないほうが無難です。日やけ止めはたっぷりと使用し、ワンシーズンで使い切りましょう。

4-2.洗髪後すぐに外出する

洗髪後すぐの外出は、髪の毛や頭皮が傷みやすくなる要注意行動です。通常時であれば、頭皮や髪の毛は薄い皮脂の膜によって守られています。しかし、シャンプーで皮脂の防御膜を洗い流してしまうと、外出中に頭を守ってくれるはずのバリア機能が働きません。

バリア機能が低下すると、紫外線の影響をそのまま髪の毛や頭皮が受けることになり、日やけだけでなく抜け毛や白髪といったダメージとして現れることもあります。可能であれば洗髪は夜に行い、外出前に洗髪する場合は、頭や髪の毛にも日やけ止めを使った上で日傘と帽子でしっかりとガードしましょう。

まとめ

UVケアは、紫外線から肌を守るUVカットに加え、紫外線ダメージを受けた肌を労わるケアも含めたUV対策全般を指す言葉です。紫外線に含まれるUV-AやUV-Bは肌のハリを緩ませたり、シミ・たるみ・しわの原因になったりするため、美肌を保つためにはUVケアが欠かせません。

UVケアの基本は、日やけ止めとUVカット加工が施されたグッズの併用です。日やけ止めは用法容量を守りムラなく小まめに塗りなおすことを心がけ、ワンシーズンを目安に使い切るようにしましょう。毎日のUVケアを怠らない意識が、美しい肌を保つことにつながります。

この記事を監修したドクター
CLINICA BellaForma

院長 佐藤 英明 先生

40歳のたるみに効果的な予防法3選|ハイフ治療のメリット

年齢を重ねるごとに顔が変化することは分かっていても、鏡を見たときに目につくしわやたるみを何とかしたいと悩む人は少なくありません。特に、40代を迎えたころからは、顔全体のたるみが目立ち始める傾向にあります。顔のたるみを改善・予防したい場合は、たるみの原因に応じた予防法を実施することが大切です。

この記事では、40歳から目立ちだすたるみの原因と効果的な予防法を解説します。自分の顔がたるんできたかを判断する基準もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

1.40歳から目立つたるみの原因とは?

人によってたるみが発生するタイミングや原因は異なりますが、おおむね40歳前後から目立ち始めるケースが一般的です。40歳ごろから目立ち始めるたるみには特有の原因があります。たるみの発生源を知ることで、自分にとって適切なケア方法を見つけることができるでしょう。
ここでは、40歳ごろから目立つたるみの原因を3つ解説します。

1-1.加齢による表情の衰え

皮膚と皮下組織の下にある表情筋が衰えて皮膚や脂肪の重みを支えきれなくなり、垂れ下がることが顔にたるみができる原因の1つです。加齢によって身体の筋肉が落ちやすくなるように、顔の表情筋も衰えやすくなります。さらに、筋肉は日常的に使用していないと衰えるものであるため、普段からあまり表情を動かさない人は要注意です。

平均的な日本人が日頃から動かしている表情筋は、全体の3割程度と言われています。デスクワークが多い人や、マスクをつける機会が多い人は特に表情を動かさない傾向にあるため、意識的なトレーニングが重要です。また、普段から同じような表情ばかりを浮かべるクセがある人も、表情筋の発達具合が偏るため皮膚にたるみや歪みが生じます。

1-2.紫外線・乾燥による肌のダメージ

加齢によって皮膚の新陳代謝や回復力が低下した状態で、紫外線や乾燥による肌ダメージが蓄積することも、皮膚がたるむ原因の1つです。

紫外線は皮膚の奥まで達し、活性酸素を発生させることで真皮を形成するコラーゲン繊維を硬くします。さらに、肌のハリや弾力を保つために必要なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分を生成する細胞への悪影響も少なくありません。真皮が硬くなった上にこれらの成分が減少するとハリを失った皮膚がしぼみ、たるみとして現れます。

また、肌が乾燥するとコラーゲンなどを維持するために必要な水分量が減少してハリが失われやすくなる上、皮膚の新陳代謝も低下します。剥がれにくくなった古い角質が表面の水分を奪い、さらに乾燥を招く悪循環に陥るケースも珍しくありません。

1-3.頭皮のハリの弱まり

頭皮のハリが弱まることも、顔にたるみが生まれる原因です。頭皮と顔の皮膚はつながっているため、頭皮がたるむとその下にある皮膚も同時に垂れ下がります。頭皮のハリが弱まる原因も、顔と同じく加齢や紫外線の影響が大きいと言えるでしょう。

頭皮のマッサージをしたりシャンプーなどを見直したりすることで、頭皮環境の改善は期待できますが、紫外線による頭皮へのダメージまでは防げません。頭皮に日焼け止めを塗ることは難しいため、日頃から帽子や日傘などを使用しできるだけ紫外線を防ぐことがポイントです。

2.【40歳以上】顔のたるみの判断基準

加齢とともに顔の変化が気になってきたものの、実際にどこまで変われば「たるんでいる」と言えるか分からない人も多いでしょう。一般的には、下記のような症状が見られると「顔にたるみがある」と判断することができます。

・目の下や涙袋が目立つようになった
若いときと比べて涙袋が大きくなった・目の下がぷっくりと膨らんできた場合、たるみが生じていると言えるでしょう。目の下のたるみは、皮膚のたるみが原因の場合と、まぶたを開ける眼瞼挙筋が原因の場合があります。

・まぶたが重く見えるようになった、二重の幅が曖昧になってきた
上まぶたの位置が下がって目が細く見える、二重の幅が狭くなってきたという場合も、たるみが生じた状態です。目の上のたるみは、主に「眼瞼挙筋」が衰えて皮膚と脂肪の重さを支えきれなくなり、上まぶたが下がることで生じます。

・ほうれい線、マリオネットラインが強くなった
ほうれい線やマリオネットラインが強くなる原因の多くは、顔のたるみです。頬や口まわりの筋肉が衰えたり伸びたりすることで重さを支えきれなくなり、皮膚や脂肪が垂れ下がることで生じます。仰向けになって鏡を覗いたとき、ほうれい線やマリオネットラインが薄くなっていればたるみが生じている状態です。

3.40代のたるみに効果的な予防法

加齢に伴って生じるたるみを完全になくすことはできません。しかし、40歳をすぎてからでも生活習慣の見直しやたるみに特化したケアを行うことで、できてしまったたるみの進行を緩やかにすることが可能です。

ここでは、40代に見られるたるみの進行をセルフケアで防ぎつつ、今後の発生を抑えたい場合に効果的な方法を紹介します。

3-1.顔回りの筋肉を意識して動かす

加齢による表情筋の衰えが原因でたるみが生じている場合、顔周りの筋トレで進行を抑えられるケースもあります。目元周りが気になる場合は「眼輪筋」、頬のたるみが気になる場合は「頬骨筋」、口周りが気になる場合は「口輪筋」を中心に鍛えるとよいでしょう。

初めのうちは、日頃から意識して表情を豊かにする、食事中に噛む回数を増やすといったことだけでも表情筋を鍛えることが可能です。表情筋を鍛えることでしっかりと皮膚や脂肪の重みを支えられるようになり、たるみの改善に加えて表情のクセが改善される可能性もあります。

3-2.肌質に適したスキンケア・頭皮ケアをする

紫外線や乾燥による肌ダメージが原因でたるみが生じている場合、しっかりと紫外線を防いで保湿をすれば進行を遅らせることが可能です。日光に含まれる紫外線は一年中降り注いでいるため、季節にかかわらず日焼け止めを塗り、帽子や日傘などを活用しましょう。

また、普段のスキンケアや頭皮ケアにも保湿力の高い成分が配合され、かつ肌質に合ったアイテムを選ぶことで乾燥を防ぐ効果が期待できます。ヘッドスパや頭皮マッサージなどもおすすめです。

3-3.生活習慣を見直す

日頃の生活習慣を見直すことでも、顔のたるみ改善が期待できます。例えば、身体が必要とするだけの睡眠時間を確保すると、自律神経やホルモンバランスを整え、肌の新陳代謝を正常化できます。

また、適度な運動により肥満を抑制すれば、顔についた脂肪が原因で起こるたるみの防止につながります。また、偏りのない食事で身体に必要な栄養素をしっかりと摂り込むと、顔の若々しさも維持しやすい傾向です。

4.40歳からのたるみには「ハイフ」でのアプローチも!

40歳から目立ち始めるたるみへの対策として、美容医療の1つである「ハイフ治療」も選択肢に挙げられます。ハイフ治療とは、肌の上から超音波を照射して皮下組織を熱エネルギーで刺激する治療方法です。40代以降の顔がたるむ主な原因の1つである、SMAS筋膜を収縮させることで、たるみ改善効果やリフトアップ効果が期待できます。また、コラーゲンの生成が促されることによる、肌のハリ感アップなども期待できるとして人気です。

ただし、ハイフ治療の効果が感じられるかには個人差があります。たるみの原因や持って産まれた肌質なども影響するため、必ずしもすべての人に納得できる効果が表れるわけではありません。

まとめ

40歳を超えたころから、加齢に伴った表情筋の衰えや紫外線・乾燥による肌ダメージ、頭皮のハリ低下が顔のたるみとして目立ってきます。立って鏡を見たときと、仰向けになって鏡を見たときの印象が変わるのであれば、たるみケアを考えてみてもよいでしょう。

この記事を監修したドクター
CLINICA BellaForma

院長 佐藤 英明 先生

ハイフの仕組みとは?ショット数や副作用に関する内容も解説

ハイフは、顔や身体にメスを入れることなく、リフトアップやたるみの改善などが期待できるとして人気が高まっている美容施術です。施術時間やダウンタイムが比較的短く済むケースが多いため、施術を受けてみようか迷っている方も多いでしょう。

この記事では、ハイフの概要と仕組みや医療ハイフ・エステハイフの違い、施術を受ける際に目安となるショット数を解説します。ハイフで生じる可能性がある副作用なども紹介するため、ハイフを理解してからクリニックを探したいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

目次

1.脱マスク生活の美容意識について

ハイフとは、「High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)」の頭文字を取った略語で、「HIFU」とも表記します。比較的新しい美容施術の1つで、リフトアップやしわ・たるみの改善、小顔効果が期待でき、施術時間やダウンタイムも短めであるとして人気がある機器です。

人間の皮膚は、表皮・真皮・皮下脂肪・SMAS筋膜の順に層を形成しています。中でも、皮膚がたるむ大きな原因とされているのが、肌の土台に当たるSMAS筋膜の緩みです。以前は、トレーニング以外にSMAS筋膜の緩みを和らげる方法は、外科手術しかありませんでした。

ハイフでは、施術対象となる部位へ高密度に収束させた超音波を照射し、加熱することで起こる熱変性によって皮膚の収縮を狙います。超音波による施術のため、メスや針、糸といったものは使用しません。肌の土台であるSMAS筋膜に熱エネルギーを照射して収縮を促し、リフトアップ効果が実感しやすくなる仕組みです。

ハイフは、ターゲットとなる層に合わせて照射深度を変化させることで、さまざまな肌トラブルや悩みにアプローチできると言われています。また、熱変性を起こした施術部位が治癒する過程で肌組織内のコラーゲン生成も促されるため、肌を引き締めたり潤いやハリを増やしたりする効果も期待できる施術です。

1-1.医療ハイフ・エステハイフの違い

ハイフは、医療ハイフとエステハイフの大きく2種類に分けられるというイメージをもっている方が多いのではないでしょうか。しかし、そもそもハイフ治療は、皮下にたるみやリフトアップに適切な温度の熱刺激を与える侵襲行為です。

エステサロンに導入されているハイフマシンは、医療用と比べて出力を落としていると謳っているマシンが多いようですが、その性能などは明らかになっておらず、エステハイフによる神経障害の事故などが多数報告されているのが現状です。

医療ハイフの1回の施術料金は比較的高額となるものの、効果が期待できる利点があります。一方で、エステハイフは出力が制限されているため、効果を感じられるまでに回数や時間がかかる傾向です。

2.【ハイフの仕組み】ハイフの「ショット数」とは?目安も紹介

ハイフを受ける際には、施術の目安として「ショット数」という単位が使われます。ショット数とは、ターゲットとなる部位に照射する超音波の回数のことです。

一般的に、ハイフの出力が同程度であれば、ショット数が多いほど照射範囲が広く、また高い効果を実感しやすくなります。ただし、ハイフの効果を実感するにはショット数以外にも年齢や体質といった個人差が影響するため、カウンセリングの際に目安を確認するとよいでしょう。

ここでは、ハイフのショット数に関して詳細を解説します。

2-1.プッシュ数との違い

稀に、ハイフのショット数と混同されやすい単位として「プッシュ数」という単位を使われていることがありますが、一般的な表現ではありません。クリニックのウェブサイトなどでは、ショット数を参考にすると良いでしょう。

2-2.ショット数の目安

ハイフの効果を実感するためには、ショット数が重要です。しかし、ショット数を増やせば、比例して効果も高まるとは限りません。受ける人の肌質やたるみの状態、施術の目的やターゲット部位に応じて、その人に合った適切なショット数で施術を受ける必要があります。

下記は、医療ハイフを受ける場合に目安となるショット数と施術範囲です。

100~200ショット

照射時間の目安5~15分程度
適した施術範囲の例・目の下のくま/たるみ
・あご下のたるみ
・二重あご

400ショット

照射時間の目安5~20分程度
適した施術範囲の例・目の下~フェイスライン
・あご全体

600ショット

照射時間の目安20~30分程度
適した施術範囲の例・顔全体

800ショット

照射時間の目安30~45分程度
適した施術範囲の例・顔全体+首
・顔全体+気になる部分に追加照射

2000ショット

照射時間の目安範囲による
適した施術範囲の例・二の腕
・ふくらはぎ

4000ショット

照射時間の目安範囲による
適した施術範囲の例・腹部

なお、基本的に鎖骨周辺・肘・膝といった皮膚の薄い場所は、ハイフの施術対象外となります。

3.ハイフには副作用がある?

ハイフは、超音波で肌の深部各層に熱を加えることによって、熱のダメージによる「創傷治癒作用(怪我をしたときに治っていく作用)」で美容効果を期待する治療法です。そのため、正しい出力・回数で施術しても、施術中・施術後に副作用が発生するケースがあります。下記は、ハイフが原因として発症例が報告されたことのある副作用です。

・肌の赤み
・腫れ/むくみ
・肌の乾燥
・痛み

副作用の程度にもよりますが、正しく対処すれば基本的に短期間で治まることが多いようです。

3-1.美容医療を受ける際の懸念点

一般的なクリニックでハイフを受ける際には、下記の5ステップで施術が進みます。

STEP1カウンセリング
STEP2洗顔/クレンジング
STEP3施術
STEP4アフターケア

継続して施術を受ける場合に必要とする間隔は、使用するマシンや施術部位によって異なるため、カウンセリング時に推奨期間を確認するとよいでしょう。

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この記事を監修したドクター
STスキンクリニック青山

院長 田澤しおり 先生

人知れず綺麗になれる医療ハイフ!

4年ぶりに規制のない夏がやってきました。今までマスクで隠せていた“顔の悩み” を抱える人はたくさんいます。そこで、全国20-50代の美容に関心のある女性400人を対象にした、今だからこそ知りたい「美容医療に関する意識調査」を実施しました。

当記事では、連休などを活用して周りが気付かないうちに綺麗になれる美容医療を“週末美容”と名付け、人知れず理想の自分に近づきたい女性のニーズを表現しています。

脱マスク生活における美容意識など、美容に興味のある女性たちがどのような悩みを抱えているのか、ぜひご覧ください。

目次

1.脱マスク生活の美容意識について

1-1.マスク着用率の高さと外せない理由

ついにやってきた規制のない夏!実に4年ぶりとなる今夏、マスク着用率はいまだ88.6%と脱マスクに踏み切れない人も多いようです。マスクを外せない理由は何なのでしょうか?マスクをすることで「肌悩みが隠せる」「顔のコンプレックスを隠せる」「顔が隠れることで安心できる」といった顔の悩みがあがっていることが分かります。

1-2.【世代別】脱マスク生活に向けて気になる顔の悩み

今夏の脱マスク生活に向けて、90.8%が具体的な顔の悩みを抱えています。気になる世代別の顔の悩みを見てみましょう。

20代は毛穴や肌荒れなどの肌質の変化が原因と思われる悩みが気になる傾向に、そして50代はたるみ関連への悩みを強く抱えており、その過渡期にある30代・40代は徐々に顔の悩みが変化していくようです。

1-3.つい気になるマスクのその下と気になる点

「マスクを外している人の顔をつい見てしまった」という経験がある人は、実に6割以上にも及んでいます。
特に見てしまうのは、「口もと」「フェイスライン」が多い傾向です。また、コロナ禍で出会った人のマスクを外した顔を見て、マスクをしている時と顔の印象が「想像と違う」と思ったことがある人は、約8割という結果に。マスクを取っても綺麗な自分でいたいですよね。

2.人知れず綺麗になる“週末美容”について

綺麗になる努力や行為を他人に知られることなく、自分の理想の顔に近づきたいと思う人は86.3%もいます。

2-1.美容医療にかけられる平均金額とダウンタイム

大多数の理想を叶える美容医療“週末美容”!これにかけられるダウンタイムは、6割以上が「24時間以内」を希望しており、1日程度で落ち着く施術を求めていることが判明しました。
また、 “週末美容”にかけられる平均金額は約7万6800円で、マスクを着用していない人ほどかけられる金額は高い傾向にあり、平均金額11万2900円という結果になりました。顔出しができる人ほど美容への自分課金を検討していることが分かります。

2-2.改善したい顔の悩みとは

今夏、女性たちが改善したい顔の悩みは「目もと/フェイスライン/ほほのたるみ・ほうれい線」の”たるみ関連”が26.9%と最も多くなっています。

3.美容医療/ハイフについて

3-1.美容医療を受ける際の懸念点

美容医療を受けるときに女性たちが気になる点はさまざまです。その中でも、「金額が高いイメージがある」、「どのクリニックに行けばいいかわからない」という点が特に気になっているようです。このことから、金額とクリニック選びが美容医療を受ける際の重要ポイントであることが分かります。

3-2.医療ハイフ(HIFU)とエステハイフ(HIFU)の違い

病院やクリニックで行われる美容医療としての「医療ハイフ(HIFU)」とエステ等で行われる「エステハイフ(HIFU)」の違いはご存知でしょうか。

・「医療ハイフ(HIFU」病院やクリニックにおいて、医療従事者による施術
・「エステハイフ(HIFU)」エステやサロンなどにおいて、医療従事者以外から受ける施術

この違いを理解していた人はわずか13.3%でした。2つのハイフの違いについて解説を受けた後には、約9割が「医療ハイフ(HIFU)」の方を受けたいと考えていることが分かりました。「医療ハイフ(HIFU)」と「エステハイフ(HIFU)」の違いを理解することが大切です。

まとめ

「医療ハイフ(HIFU)」は医療従事者による施術で、「エステハイフ(HIFU)」と比較して、出力/パワーも高い美容医療です。適切にハイフ施術をご希望の場合は、医療機関・美容クリニックに相談することをおすすめします。

シワとは?種類や部位別・年齢別の原因と対策方法を解説

シワができると、老けた印象となって悩む方は少なくありません。シワは、乾燥などによってできる浅いシワと、皮膚内部の成分の現象によりできる深いシワに分類され、改善のアプローチが異なります。

この記事では、シワの種類と原因などの基本情報から、口元や目元などの部位別のシワの特徴、シワ改善・防止のための習慣までを詳しく解説します。年齢別のケアについても触れるため、シワが増えてお悩みの方や、シワの改善・防止に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

目次

1.シワとは?種類と原因も

シワとは肌の表面にできる溝や細かい筋目のことです。皮膚の内側で弾力性を保つコラーゲンやエラスチンが変性するほか、皮膚の水分や皮下脂肪の減少によって肌に緩みができることで起きやすくなります。

シワ対策を行うためにはタイプ別の特徴について知り、シワの知識を深めましょう。

1-1.シワの種類

シワにはさまざまな種類があります。ここでは「真皮性シワ」と「表皮性シワ」の2種類に分けて紹介します。

皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織の順に3つの層で構成されています。真皮性シワは、紫外線の影響などによって皮膚の内側にあるコラーゲンやエラスチンが減少し、弾力性の衰えによってできる深いシワのことです。
真皮シワはなかなか戻りにくいことから大ジワと呼ばれています。また、真皮シワには老化による筋肉の衰えや、ハリ弾力の低下などでできるたるみジワがあります。

一方で、表皮性シワは加齢による新陳代謝の低下や、皮膚の水分量の減少によって皮膚の表面上にできる浅いシワのことです。表皮性シワには肌の潤いが不足し、乾燥によってできる乾燥ジワや小ジワがあります。

1-2.シワの原因

シワの主な原因は弾力性の低下ですが、加齢だけが原因ではありません。さまざまな原因がある中で、押さえておきたい3つの原因を説明します。

・肌の乾燥

肌の水分量が不足し乾燥している状態が続くことで、肌のキメが乱れて細かいシワができます。特に、気温や湿度が低い季節や、エアコンの付いた環境などは乾燥しやすく、肌のバリア機能が低下するので注意が必要です。

・紫外線によるダメージ

紫外線は肌の奥の真皮にダメージを与えます。繰り返し紫外線を浴びることで、肌の弾力やハリを与えるコラーゲンやエラスチンが減少します。結果的にシワやたるみができるのです。

・ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンは肌の弾力性を保つコラーゲンやエラスチンの生成に関わるエストロゲンが分泌されます。更年期などでホルモンバランスが乱れると、エストロゲンが減少し肌の弾力性が低下するのでシワができやすくなると言われています。

2.【部位別】シワの原因や特徴

顔や首などには乾燥によってできるシワや表情・癖によってできるシワ、深いシワなどパーツごとにできやすいシワや特徴に違いがあり、肌のケア方法も異なります。
ケア方法は保湿や紫外線対策、マッサージ、癖の見直しなどさまざまです。顔や首にできるシワの特徴を知り、それぞれに合わせたケアをしましょう。

2-1.口元

口元は顔の中でもシワができると目立ちやすい部分です。加齢とともにハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少する以外にも、表情筋の衰えによっても、口元のたるみやシワが発生します。表情の変化が少ない人は、特にシワができやすいので、意識的に表情筋を鍛えるトレーニングをしましょう。

また、食べる時に無意識に片方の歯で噛む癖があると、癖ジワができやすい傾向にあります。食事の際は左右均等に口を動かし、ゆっくり食べることを心がけましょう。
なお、口元にできやすいシワは、ほうれい線やマリオネットラインなど深いシワです。フェイスマッサージなどのセルフケアを取り入れると、リフトアップ効果が期待できます。

2-2.目元

目は顔の印象を大きく与える部分であり、目元や目尻にシワができると老けて見えたり疲れた印象になります。顔のパーツの中でも目元は皮膚が薄く、浅くて細かい乾燥ジワや癖ジワができやすい傾向にあります。特に眉間を寄せるクセがある人は眉間にシワができやすいので注意しましょう。

また、目元は洗顔やクレンジングなどの摩擦によるダメージを受けやすく、アイメイクが濃いことなども肌トラブルの原因になります。洗顔やクレンジングの際は優しく洗い、できるだけ摩擦しないようにしましょう。さらに、パソコンやスマホを長時間使用することで目が疲れ、肌の血行が悪くなり、シワができやすくなることがあります。こまめに休息したり、ホットアイマスクで目の疲れを和らげましょう。

2-3.額(おでこ)

おでこのシワの主な原因は、表情による癖ジワです。おでこには前頭筋という額の周囲を動かす筋肉があります。前頭筋は目の筋肉と繋がっており、目を開く時に、自然と前頭筋も動いてしまうことで癖ジワができやすいです。

おでこの癖ジワは、眉毛やおでこを動かさないトレーニングをすることでシワを和らげます。トレーニングというと難しく感じますが、簡単なことから始めましょう。

目を開く際に目元だけを動かす意識をするだけでも、トレーニングになり目の周辺に筋肉が鍛えられます。また、頭皮や目の周りのセルフケアをしてコリをほぐせば、おでこのシワ改善が期待できます。

2-4.

首のシワは、あごを引く動きや、姿勢など普段の習慣によってできる癖ジワが主な原因です。デスクワークやスマホの使用で長時間下を向く姿勢をとることや高い枕、猫背などの要因で、年齢が若い人でも首のシワができます。

まずは普段の姿勢や体勢を見直しましょう。下を向く姿勢を避け、頭が天井に引き上げられているイメージで姿勢を正すと、自然と首が伸びます。

また、首をマッサージする方法もあります。ただし、力を入れてマッサージすると、摩擦により皮膚にダメージを与えるため、クリームやオイルを使用し、優しくマッサージしましょう。

3.シワ改善や防止につながる習慣

シワを改善、予防するためには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。特に欠かせない習慣は「十分な保湿で乾燥を避けること」と「紫外線対策をすること」です。乾燥による一時的なシワの場合、保湿ケアで改善する可能性があります。

紫外線対策の基本は日焼け止めを塗ることです。外出時は日焼け止めと日傘や帽子、サングラスなどUVグッズを合わせて使用しましょう。紫外線のダメージは蓄積されていくので、季節問わず対策が大切です。

また、「食事」や「睡眠」にも気をつけましょう。栄養バランスの偏った食事は肌トラブルにつながります。主食・副菜・汁物・果物など和食中心にバランスの良い食事を心がけましょう。

さらに、寝不足によってホルモンバランスが乱れ、肌に負担がかかることもあります。良質な睡眠のために、寝る前はスマホやパソコンの使用を控え、できるだけリラックスした状態で就寝しましょう。

3-1.年齢別のケアのポイント

シワは年齢によって進行度合いが異なるので、スキンケアの方法も年齢に合わせることが大切です。以下では年齢別のケア方法や注意点を説明します。

・20代
生活習慣や環境の変化や、化粧などにより徐々に肌への負担が増えてくる年齢です。女性ホルモンの分泌やコラーゲンの生成力も高いため、シワができにくいですが、紫外線のダメージは若い時から蓄積されるので、紫外線対策と毎日の保湿はしっかり行いましょう。

・30代
コラーゲンの生成が低下し、肌トラブルやシワが増え始める年齢です。乾燥が気になったら、早めにスキンケアをしましょう。また、仕事や家庭でのストレスや睡眠不足など肌に負担がかかりやすい時期でもあるため、質の良い睡眠と規則正しい生活習慣を心がけましょう。

・40代
加齢によりコラーゲンが減少し、たるみやシワが増え始める年齢です。毎日のスキンケアに加えて、頭皮マッサージや表情筋のトレーニングも継続的に行いましょう。基礎化粧品は保湿成分の高いものを選び、十分な保湿をしてください。

・50代
更年期でホルモンバランスが急激に乱れ、肌への悪影響だけでなく、体調が優れないことも増えます。化粧品や美容液はできるだけ肌への負担が少なく、保湿効果の高いものにしましょう。

まとめ

シワの主な原因は乾燥や紫外線によるダメージ・ホルモンバランスの乱れなどです。また、口元・目元・額など部位によってもできやすいシワの種類やケアの方法が異なります。シワができやすい習慣がないか、生活を見直し、改善やセルフケアを行うとよいでしょう。

また、シワは年齢によってできやすさやケア方法が異なります。自身の年代やシワの傾向を踏まえ、適切なケアを行うことが大切です。なお、一度できてしまった深いしわはセルフケアでは改善が難しい場合があります。

この記事を監修したドクター
STスキンクリニック青山

院長 田澤しおり 先生

くすみ肌とは?種類と原因に応じた予防・改善方法5つ

メイクののりが悪く、思うようなメイクができない、すぐに崩れてしまうといった悩みを抱えている方は多いでしょう。メイクののりは、肌のくすみが原因の可能性もあります。
肌のくすみは、日々のスキンケアによって予防することが可能です。ただし、くすみの原因によって適切な方法が異なるため、まずはくすみの種類や原因について知っておきましょう。

当記事では、くすみ肌の種類と原因、予防方法を紹介します。肌のくすみにお悩みの方は、ぜひ当記事をご覧ください。

目次

1.くすみ肌とは?

くすみ肌とは、透明感がなく顔全体が暗く見える肌のことです。鏡を見たときに、疲れているような印象や、不健康そうに見えた場合は、くすみ肌の可能性があります。くすみ肌になると肌の明るさやツヤが失われる他、メイクのりが悪くなったり、周りの人に不健康そうという印象を与えたりなどのデメリットがあります。

くすみ肌には種類があり、くすみのタイプによって肌の見え方が違います。灰色に見えたり、茶色っぽく見えたり、青黒くなったりと、さまざまな現われ方があるため、タイプに合った対策方法が必要です。

肌のくすみは、老化のサインの1つとも言われています。くすみを放置すると、シワやシミなどの肌トラブルを引き起こす恐れがあるため、早期に対策しましょう。

2.くすみ肌の種類と原因

乾燥

乾燥によるくすみは、ツヤがなくなり、肌が灰色がかった色になるのが特徴です。

過剰な洗顔や湿度が低下しやすい時期は、肌の水分量と油分量とのバランスが崩れやすく、「バリア機能」が低下します。バリア機能が低下すると肌表面のきめが荒くなり、なめらかさが失われます。
メラニン
メラニンが原因のくすみは、肌が茶黒がかるのが特徴です。

メラニンとは、紫外線や摩擦などで肌が傷ついた際に生成される黒色の色素のことで、UVケアを怠ったり、洗顔などで顔を強く擦ったりした肌に生成されやすいです。メラニンが体外に排出されず色素沈着すると、くすみ肌の原因となります。
運動不足、冷え
運動不足や身体の冷えによるくすみ肌は、青暗い肌色になり、目の下に頻繁にクマができるのが特徴です。

運動量が少ないと血行不良を起こし、血液中の酸素濃度が低くなるとヘモグロビンの鮮やかさがなくなります。毛細血管が青白く目立ち、顔色が悪い印象を与えます。
糖化の蓄積
糖化が原因のくすみ肌は、黄色っぽく透明感がなくなるのが特徴です。

糖化とは、白米や麺類に含まれる糖質と肌のタンパク質が結びつき、AGEs(最終糖化生成物)を生成することです。AGEsが蓄積すると肌が黄色っぽく見え、くすんだ印象を与えます。
ターンオーバーの遅れ、乱れ
ターンオーバーの遅れや乱れが原因のくすみ肌は、透明感がなく、肌が厚くごわついているのが特徴です。

ターンオーバーとは、古い角質が剥がれ落ち、肌の細胞が新しく生まれ変わる周期のことです。疲れや睡眠不足が原因でターンオーバーの周期が乱れると、古い角質が肌に残り角質が蓄積されていきます。角層が厚くなると、透明感が失われる要因になります。

3.【原因別】くすみ肌の予防方法

くすみ肌の原因に応じ、正しいスキンケアを行うことでくすみ肌の緩和を期待できます。くすみ肌の原因は人により異なり、また肌質もそれぞれ違うため自分に合った予防方法を見つけることが大切です。

ここでは、くすみ肌の原因別に予防方法を紹介します。くすみ肌を緩和したい方や、透明感のある肌を維持したい方は参考にしてください。

3-1.【乾燥】洗顔・化粧品を正しく使用する

乾燥が原因のくすみは、洗顔方法を見直し、化粧品を正しく使用するのがポイントです。洗顔をする際に、強く擦ったり洗顔回数が多かったりすると、肌の水分や皮脂が必要以上に流れ、乾燥の原因になります。

洗顔は朝と晩の1日2回に行い、洗顔料はしっかりと泡立ててから優しく洗いましょう。
すすぐ際はぬるま湯を使用し、泡の流し残しがないように丁寧に洗い流します。

洗顔後は、水分が蒸発する前に化粧水と乳液で保湿しましょう。
洗顔後の肌は油分が減少しており、肌表面の水分が蒸発しやすい状態になっています。化粧水で水分を補充し、フタをするように乳液を重ねると、肌の水分が蒸発するのを防げます。

3-2.【メラニン】日焼け止めなどで紫外線対策をする

メラニンによる肌くすみを予防するためには、原因となるメラニンが生成されないよう紫外線を防ぐことが大切です。紫外線量が多い夏だけでなく、春・秋・冬にも日焼け止めを使用して肌へのダメージを防ぎましょう。

紫外線には、UVAとUVBの2種類あり、メラニンの生成に大きく関係するのはUVBです。晴れの日のUVBを100%とした場合、曇りの日は50~80%、雨の日は20~30%ほどのUVBが肌に届きます。
そのため、晴れの日以外でも紫外線ケアをすることは大切です。

屋内の場合、窓ガラスの厚さが5mm以上あり、UVコーティング加工が施されていると室内にUVBは届かないとされています。しかし、シワなどの原因であるUVAは、窓ガラスでは防げません。建物の中で過ごす場合も、日焼け止めを塗っておきましょう。

3-3.【運動不足・冷え】運動・入浴で身体を内側から温める

運動不足や冷えが原因の場合は、運動や入浴などで身体を内側から温めましょう。
運動は、軽いランニングやウォーキングなどの有酸素運動が適しています。運動は習慣として毎日短時間でも取り入れることがポイントです。

また、入浴はシャワーだけで済まさず、湯船に浸かるのを習慣化しましょう。シャワーだけで身体を内側から温めることはできません。ぬるま湯にじっくり時間をかけて浸かると、身体の芯から温まります。

3-4.【糖化】抗糖化作用を期待できる化粧品を使用する

糖化が原因のくすみ肌は、生成されたAGEsが体内に蓄積することが原因です。一度糖化すると肌の再生は難しいとされています。

糖化を防ぐためには、抗糖化作用を期待できる化粧品を使用しましょう。抗糖化作用を期待できる成分には、ビタミンAやビタミンC、カルノシンなどが挙げられます。ビタミンCは、ビタミンBやグルタチオンなどの成分と併用して摂取すると、より効果が高まるとされています。

3-5.【ターンオーバー】生活習慣を見直す

ターンオーバーの乱れが原因のくすみは、生活習慣を見直すことが必要です。ターンオーバーの乱れは、睡眠の質や食生活などが関係しています。

生活習慣の見直しとして、具体的には規則正しい生活を送る、バランスのとれた食事をすることが挙げられます。食事の際には、ビタミンやタンパク質など、肌を生成する栄養源を必要量摂取することを意識しましょう。

また、ストレスを溜めこまないことも大切です。ストレスが溜まると自律神経が乱れ、ターンオーバーに影響します。趣味に没頭できる時間やリラックスできる時間を作ると、ストレスが溜まりにくくなります。

まとめ

肌のくすみは原因によって特徴が異なります。乾燥やメラニン、運動不足・冷え、糖化、ターンオーバーの乱れにより肌の色味が違い、くすみのタイプに応じた予防が重要になります。

肌のくすみを予防する方法として、正しいスキンケアに加えて、生活習慣の見直しや適度な運動、入浴などがあります。運動や入浴、食事に関しては、習慣化することでターンオーバーの乱れを予防することが可能です。

この記事を監修したドクター
CLINICA BellaForma

院長 佐藤 英明 先生

日焼け止めを塗るタイミングは?塗り直しの必要性や塗る時の注意点も

紫外線は、真夏はもちろん、冬や曇りの日にも肌に降り注いでいます。UV対策をして肌を守るために、日焼け止めは必須アイテムです。しかし、日焼け止めを深く考えずに塗っている人も多いのではないでしょうか。日焼け止めは、塗り方によっては最大限の効果を引き出すことができません。

この記事では、日焼け止めを塗るタイミングや塗り直しの必要性、日焼け止めを塗る時の注意点などを解説します。日焼け止めを塗る際のコツも紹介するので、ぜひご一読ください。

目次

1.日焼け止めを塗るタイミング

日焼け止めの効果を引き出すには、適切なタイミングで塗ることが大切です。誤ったタイミングで日焼け止めを塗ると、日焼け止めの効果が薄まり、UV対策がうまくいかず肌に負担をかけることになってしまいます。

ここでは、日焼け止めを塗るのに適切なタイミングについて解説します。

1-1.朝のスキンケアと同時に塗る

日焼け止めは、朝起きてからなるべく早く塗るのがベストです。紫外線は窓を通して家の中にも入ってくるため、太陽が昇った後、人の体は常に紫外線の影響を受ける可能性があります。UV対策をして肌を守るためにも、日焼け止めは朝に塗りましょう。

ただし、洗顔した直後の顔に日焼け止めを塗ると肌に負担がかかりやすいです。日焼け止めの成分には肌を乾燥させる作用があります。そのため、洗顔した後にいきなり日焼け止めを塗ると、乾燥肌を引き起こし、肌荒れの原因につながります。

肌の乾燥を防ぎつつ紫外線から守るためには、日焼け止めを朝のスキンケアと同時に塗るとよいでしょう。スキンケアと日焼け止めを同時に塗ると、肌に潤いを与えると同時に、バリア機能を高めることができます。スキンケア直後はまだコスメが肌になじんでいないため、スキンケアの後5分くらい置いてから日焼け止めを塗りましょう。

1-2.出掛ける30分前までがベスト

日焼け止めが肌に定着し、効果を発揮し始めるのは、肌に塗って30分ほど経ってからといわれています。日焼け止めは出掛ける30分前までに塗るのがベストです。

また、日焼け止めを塗った直後の肌に衣服を重ねると、日焼け止めが服につくことがあります。日焼け止めが服につくと、服が汚れる上に肌に塗った日焼け止めの効果も半減します。日焼け止めの効果を十分に発揮させ、衣服を清潔に保つためにも、日焼け止めは余裕を持って、出掛ける30分前までに塗りましょう。

1-3.メイクする場合のタイミング

特にメイクをする日の朝は、顔に塗布するものが多いため、どのタイミングで日焼け止めを塗ればいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。メイクをする場合は、「スキンケアの後、化粧下地の前」に日焼け止めを塗るのがベストです。具体的な順番は以下の通りです。

・洗顔
・化粧水
・乳液
・日焼け止め
・化粧下地
・ファンデーション

スキンケアの後に日焼け止めを塗ることで肌の乾燥を防ぎ、ベースメイクの前に塗るとメイク崩れを予防できます。

最近では化粧下地を兼ねた日焼け止めも多く販売されています。化粧下地を兼ねた日焼け止めを使用する場合は、スキンケアの後に日焼け止めを塗り、その上からファンデーションを塗っても構いません。

ただし、日焼け止めは通常の化粧下地よりもオイリーな場合が多く、日焼け止めの上に直接メイクをすると、時間が経った後にメイクが浮く可能性があります。日焼け止めを塗った後の肌表面にベタつきがある場合は、ティッシュなどで軽く押さえてからメイクをするとよいでしょう。

2.日焼け止めは塗り直しが必要?

日焼け止めは、朝塗っておけば1日中効果を発揮してくれるわけではありません。日焼け止めは、汗を流したり、人や衣服と接触したりすることで簡単に落ちます。日焼け止めが落ちれば、その分UVカット効果は失われます。せっかく塗った日焼け止めの効果を持続させるためにも、日焼け止めは定期的に塗り直しをしましょう。

耐水性に優れた日焼け止めも、水で全く流れないというわけではないため、塗り直しが必要です。日常生活はもちろん、海や屋外プールなど水に接する場では特に日焼け止めが流れ落ちやすいため、忘れずに塗り直しましょう。

では、日焼け止めの塗り直しは具体的にいつ行えばいいのでしょうか。ここからは、日焼け止めを塗り直すタイミングについて解説します。

2-1.日焼け止めを塗り直すタイミング

日焼け止めは、朝塗ってから2~3時間置きに塗り直しをするのがベストです。屋外で過ごす場合や運動する時はもちろん、屋内で過ごす場合でも、汗や衣服との接触などによって、知らず知らずのうちに日焼け止めは落ちていきます。日焼け止めが落ちて紫外線防止効果が弱まれば、その分日焼けやシミ、シワなど肌トラブルのリスクが高まるため、日焼け止めはこまめに塗り直しましょう。

日中はもちろん、夕方になってからも紫外線は発生します。昼にメイク直しをするタイミングや、14時~15時頃にも一度日焼け止めを塗り直すと肌への負担がかかりにくいです。外出先でも塗り直し用の日焼け止めは携帯しておきましょう。

3.日焼け止めを塗る時の注意点

日焼け止めを塗る際に大切なのは、タイミングだけではありません。日焼け止めの選び方や塗り方にも注意が必要です。

ここからは、日焼け止めを塗る時の注意点を3つ紹介します。日焼け止めは、適切に塗れば効果的に肌へのダメージを抑えることができます。注意すべきポイントをしっかりと押さえて、日焼け止めの効果を引き出しましょう。

3-1.適した種類を選ぶ

日焼け止めには、SPF・PAという表記があります。SPFの数値が大きければUVB(紫外線B波)を、PAの数値が大きければUVA(紫外線A波)を防ぐ効果が大きいです。

しかし、SPF・PAの数値が大きい日焼け止めほど、肌への負担が大きくなるというデメリットもあります。そのため、SPF・PAの数値は季節やシーンによって使い分けるのがベターです。たとえば、夏に屋外で過ごす場合やレジャー・スポーツの場ではSPF50・PA++++の日焼け止めを、日常生活や屋内で過ごす場合はSPF10前後・PA+程度の日焼け止めを選ぶとよいでしょう。

また、日焼け止めには、クリームタイプやスプレータイプ、ローションタイプなど、さまざまな種類があります。たとえば、ポピュラーなクリームタイプの日焼け止めは、保湿力が高く日焼け止め効果の持続性も高いですが、オイリーなため肌荒れにつながりやすいデメリットもあります。一方で、肌に優しいローションタイプは敏感肌の人に向いていますが、簡単に落ちやすい点には注意が必要です。日焼け止めの特徴を比べて、自分の肌質や行動に適した商品を選びましょう。

なお、日焼け止めはほとんどの場合、パッケージに適量の表記があります。パッケージに記載された「適量」は、その日焼け止めがもっとも効果を発揮する量です。日焼け止めはむやみに出しすぎず、使用量を守って塗りましょう。

3-2.ムラなく均一に塗る

日焼け止めは、肌に隙間なく均一に塗られている状態が最も効果を発揮します。しかし、日焼け止めを一度に多量に付けたり、後から少しずつ付け足したりすると、ムラができて効果が半減します。日焼け止めを体に塗る際には、適量の日焼け止めを手のひらに取り、手を大きく動かしながら優しく塗り広げていきましょう。

日焼け止めを顔にムラなく塗る際のコツを紹介します。
まず、日焼け止めを手のひらに適量出し、額・両頬・鼻・顎の5点に乗せます。次に中指と薬指を使って、頬・額・鼻・口周辺・フェイスライン・目の周辺の順に丁寧になじませていきましょう。小鼻や耳の後ろなどは特に塗りムラができやすいため注意してください。

3-3.塗り残しがないようにする

日焼け止めの塗り残しがあると、その部分は紫外線から守られなくなります。特に、ヘアラインや眉間、小鼻や耳、フェイスラインは塗り忘れやすい部位です。塗り残しのないよう意識して日焼け止めを塗りましょう。

体全体でいえば、体の側面や膝、膝裏、手足の甲などが塗り残ししやすい場所です。露出する際には気を付けて日焼け止めを塗ってください。

まとめ

日焼け止めは適切なタイミングで塗り、2~3時間ごとに塗り直しをすることで高い効果を発揮します。また、肌の状態やシーンによって、適切な種類の日焼け止めを選ぶことも大切です。日焼け止めでUVカットするためにも、ムラなく均一に、塗り残しがないよう意識しながら塗りましょう。

ハイフはダウンタイムがほとんどなく、その日にメイクをして帰れる治療です。日中に治療を受けた場合は、施術後に最低限日焼け止めを塗って帰りましょう。

【記事に関する免責事項】

  • ・当記事は未承認医療機器による治療の内容が含まれています。
  • ・記事内で触れている未承認医療機器について、国内に同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。

この記事を監修したドクター
STスキンクリニック青山

院長 田澤しおり 先生

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